人前で大きな声が出せない・・・ これは問題? それとも特性?②
こんにちは。
毎日子育て奮闘中の心理カウンセラー Lee です。
さてさて。
先ほどの記事の続きです。
私は、普段、お子様の「問題」と思われることへの相談にのる仕事をしているのですが、
「問題」として困っておられるお悩みについて、
その子の「特性」として、何か活かせる方法はないのかな?
という発想で、かかわるようにしています。
というのも、
その子に備わっている「特徴」を
「問題」と捉えれば「克服すべき課題」になりますが、
「特性」と捉えて、「活かす」方向に考えれば、
それは、「個性」として、使える「資源」になるからです。
「人前でしゃべれない」
とか、
「人といると極度に緊張する」
といった相談も受けることがありますが、
その場合も、
「しゃべれない」ことを問題と捉えるのではなく、
「しゃべらない能力」と捉えたら、どんな風にその子が生きるのかな?
と考えるようにしています。
息子とのやり取りの中で、
その子が小さい声でしか話せないのなら、
周りのみんなが、人の発表をじーっとよく聞く力をつけるチャンスでもあるわけだから、
みんながだまって聞けばいいよね、とアドバイスしたのも、
このような考えが背景にあったのですが・・。
小1なりに、そのことを理解して、
お友達をフォローする姿が見られたのは、母としてうれしい瞬間でもありました
。
子育て支援やスクールカウンセリングの仕事をしていると、
お子さんの「苦手」さに心配をするお母さんによく出会いますが、
それを「問題」としてとらえて、「克服すべき課題」とする方向だけではなく、
ちょっと視点を裏返して、「それも能力」と捉えると、
そこにどんなチャンスや活かし方があるのかを考える発想を持ってみると、
同じ状況でも、新しい発想が生まれてきますよ。
では、本日も、よい一日を!
感謝を込めて・・・。
↓なるほど、参考になったなぁ~という方は、こちらもポチっとお願いします♪

PS
「みんな違って みんないい」
このこと、理念的には、そうだと思われても、
実際の場面では、人と違うところを「問題」と捉えて
悩まれるお母さんはすごく多いように感じます。
でも・・・。
たとえば、クラスみんなが大声で話す子ばっかりだったら、
いくらなんでも、疲れちゃいますよねぇ~。
でも、大きな声で話す子が得意な子もいれば、
小さな声で話すことを得意とする子もいて、
そういういろいろな個性がぶつかりあうからこそ、
様々な学びの機会が発生すると考えれば、
小さい声で話すことは、な~んの問題でもなくなりますね。
それに、黙っていなければいけない場面は、
世の中には、山ほどありますから・・。
むしろ、その時には、その子は、すばらしい「能力」(=リソース)を
持っているともいえるわけです。
というわけで、お子さんのお子さんらしさをのばしていく方向で、
かかわってもらえたらいいなぁと思います
毎日子育て奮闘中の心理カウンセラー Lee です。
さてさて。
先ほどの記事の続きです。
私は、普段、お子様の「問題」と思われることへの相談にのる仕事をしているのですが、
「問題」として困っておられるお悩みについて、
その子の「特性」として、何か活かせる方法はないのかな?
という発想で、かかわるようにしています。
というのも、
その子に備わっている「特徴」を
「問題」と捉えれば「克服すべき課題」になりますが、
「特性」と捉えて、「活かす」方向に考えれば、
それは、「個性」として、使える「資源」になるからです。
「人前でしゃべれない」
とか、
「人といると極度に緊張する」
といった相談も受けることがありますが、
その場合も、
「しゃべれない」ことを問題と捉えるのではなく、
「しゃべらない能力」と捉えたら、どんな風にその子が生きるのかな?
と考えるようにしています。
息子とのやり取りの中で、
その子が小さい声でしか話せないのなら、
周りのみんなが、人の発表をじーっとよく聞く力をつけるチャンスでもあるわけだから、
みんながだまって聞けばいいよね、とアドバイスしたのも、
このような考えが背景にあったのですが・・。
小1なりに、そのことを理解して、
お友達をフォローする姿が見られたのは、母としてうれしい瞬間でもありました

子育て支援やスクールカウンセリングの仕事をしていると、
お子さんの「苦手」さに心配をするお母さんによく出会いますが、
それを「問題」としてとらえて、「克服すべき課題」とする方向だけではなく、
ちょっと視点を裏返して、「それも能力」と捉えると、
そこにどんなチャンスや活かし方があるのかを考える発想を持ってみると、
同じ状況でも、新しい発想が生まれてきますよ。
では、本日も、よい一日を!
感謝を込めて・・・。
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PS
「みんな違って みんないい」
このこと、理念的には、そうだと思われても、
実際の場面では、人と違うところを「問題」と捉えて
悩まれるお母さんはすごく多いように感じます。
でも・・・。
たとえば、クラスみんなが大声で話す子ばっかりだったら、
いくらなんでも、疲れちゃいますよねぇ~。
でも、大きな声で話す子が得意な子もいれば、
小さな声で話すことを得意とする子もいて、
そういういろいろな個性がぶつかりあうからこそ、
様々な学びの機会が発生すると考えれば、
小さい声で話すことは、な~んの問題でもなくなりますね。
それに、黙っていなければいけない場面は、
世の中には、山ほどありますから・・。
むしろ、その時には、その子は、すばらしい「能力」(=リソース)を
持っているともいえるわけです。
というわけで、お子さんのお子さんらしさをのばしていく方向で、
かかわってもらえたらいいなぁと思います

Posted by
子どものミカタプロジェクト代表*子育て真っ最中
at
09:55
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◇悩み別トピック
│
発達障がい
│
子育て
│
◇解決志向ブリーフセラピー
│
リソース・例外
人前で大きな声が出せない・・・ これは問題? それとも特性?①
こんにちは。
毎日、子育て奮闘中の心理カウンセラー Lee です。
と、書いているわりには、
週末に私の実家に息子たちと3人で遊びに行き、
次男は、「ばあちゃんち残る!」と言い張ったため、
比較的穏やかに過ごしております
(今日、これから帰ってきますが^^;)
さてさて。
昨日に引き続き、今日は、長男の授業参観で感じたことです。
長男は、小1のため、今回の授業参観は、
今年一年で学んだことの学習発表会でした。
グループに分かれて、様々な教科で学んだことを
発表してくれました。
長男は、「国語」グループで、
書写を披露する子、ひらがなや漢字のクイズ、
そして、グループ全員での音読
を発表することになっていたのですが・・・。
実は、その日の朝、長男は、
「●●ちゃん、大きな声出せるか、心配だなぁ・・・」
と、少し心配そうに口にしていました。
とっても恥ずかしがりやな子がグループにいるとのことで、
その子が発表を無事にできるか、心配していたのです。
その子は、とっても恥ずかしがりやさんというのは、
これまでも、耳にしていたことがありました。
みなさんがお母さんなら、どんな風に言葉をかけますか?
私は、こんな風に言ってみました。
「●●ちゃんが、大きな声を出せなくても大丈夫だよ。
みんなが静かにして、その子の声の大きさでも
きけるように、だまってきいてあげればいいだけだよ。
だから、心配しなくて、大丈夫!」
すると・・・・
発表の時には、緊張して、堅い様子もみられたその子の発表の時、
長男は、「みんな、静かにして~」と声をかけておりました。
そして、その子も、無事、自分の発表をやりごとげることができました。
音読の声量も、特に気になることはないほど、
堂々としっかり発表できておりました。
授業参観を終えたところで、
その子のお母さんが、とてもうれしかったようで、わざわざ声をかけて、
息子にお礼を言ってくれました。
息子も私も、ほっくりうれしい気持ちになれました(#^.^#)。
どうしてこのエピソードをブログに書いたかというと・・・
「声が小さい」というのをどう捉えるか、
そこが大事ってことを伝えさせていただきたかったからなのですが・・。
長くなってきましたので、
続きは、次の記事で書きますね♪
↓今日の記事にぴぴっと来た方は、こちらもポチっとお願いします♪

続きの記事、書きました~♪
コチラです☞☞ コチラです!
毎日、子育て奮闘中の心理カウンセラー Lee です。
と、書いているわりには、
週末に私の実家に息子たちと3人で遊びに行き、
次男は、「ばあちゃんち残る!」と言い張ったため、
比較的穏やかに過ごしております

(今日、これから帰ってきますが^^;)
さてさて。
昨日に引き続き、今日は、長男の授業参観で感じたことです。
長男は、小1のため、今回の授業参観は、
今年一年で学んだことの学習発表会でした。
グループに分かれて、様々な教科で学んだことを
発表してくれました。
長男は、「国語」グループで、
書写を披露する子、ひらがなや漢字のクイズ、
そして、グループ全員での音読
を発表することになっていたのですが・・・。
実は、その日の朝、長男は、
「●●ちゃん、大きな声出せるか、心配だなぁ・・・」
と、少し心配そうに口にしていました。
とっても恥ずかしがりやな子がグループにいるとのことで、
その子が発表を無事にできるか、心配していたのです。
その子は、とっても恥ずかしがりやさんというのは、
これまでも、耳にしていたことがありました。
みなさんがお母さんなら、どんな風に言葉をかけますか?
私は、こんな風に言ってみました。
「●●ちゃんが、大きな声を出せなくても大丈夫だよ。
みんなが静かにして、その子の声の大きさでも
きけるように、だまってきいてあげればいいだけだよ。
だから、心配しなくて、大丈夫!」
すると・・・・
発表の時には、緊張して、堅い様子もみられたその子の発表の時、
長男は、「みんな、静かにして~」と声をかけておりました。
そして、その子も、無事、自分の発表をやりごとげることができました。
音読の声量も、特に気になることはないほど、
堂々としっかり発表できておりました。
授業参観を終えたところで、
その子のお母さんが、とてもうれしかったようで、わざわざ声をかけて、
息子にお礼を言ってくれました。
息子も私も、ほっくりうれしい気持ちになれました(#^.^#)。
どうしてこのエピソードをブログに書いたかというと・・・
「声が小さい」というのをどう捉えるか、
そこが大事ってことを伝えさせていただきたかったからなのですが・・。
長くなってきましたので、
続きは、次の記事で書きますね♪
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続きの記事、書きました~♪
コチラです☞☞ コチラです!
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子どものミカタプロジェクト代表*子育て真っ最中
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