2015年02月25日
人前で大きな声が出せない・・・ これは問題? それとも特性?②
こんにちは。
毎日子育て奮闘中の心理カウンセラー Lee です。
さてさて。
先ほどの記事の続きです。
私は、普段、お子様の「問題」と思われることへの相談にのる仕事をしているのですが、
「問題」として困っておられるお悩みについて、
その子の「特性」として、何か活かせる方法はないのかな?
という発想で、かかわるようにしています。
というのも、
その子に備わっている「特徴」を
「問題」と捉えれば「克服すべき課題」になりますが、
「特性」と捉えて、「活かす」方向に考えれば、
それは、「個性」として、使える「資源」になるからです。
「人前でしゃべれない」
とか、
「人といると極度に緊張する」
といった相談も受けることがありますが、
その場合も、
「しゃべれない」ことを問題と捉えるのではなく、
「しゃべらない能力」と捉えたら、どんな風にその子が生きるのかな?
と考えるようにしています。
息子とのやり取りの中で、
その子が小さい声でしか話せないのなら、
周りのみんなが、人の発表をじーっとよく聞く力をつけるチャンスでもあるわけだから、
みんながだまって聞けばいいよね、とアドバイスしたのも、
このような考えが背景にあったのですが・・。
小1なりに、そのことを理解して、
お友達をフォローする姿が見られたのは、母としてうれしい瞬間でもありました
。
子育て支援やスクールカウンセリングの仕事をしていると、
お子さんの「苦手」さに心配をするお母さんによく出会いますが、
それを「問題」としてとらえて、「克服すべき課題」とする方向だけではなく、
ちょっと視点を裏返して、「それも能力」と捉えると、
そこにどんなチャンスや活かし方があるのかを考える発想を持ってみると、
同じ状況でも、新しい発想が生まれてきますよ。
では、本日も、よい一日を!
感謝を込めて・・・。
↓なるほど、参考になったなぁ~という方は、こちらもポチっとお願いします♪

PS
「みんな違って みんないい」
このこと、理念的には、そうだと思われても、
実際の場面では、人と違うところを「問題」と捉えて
悩まれるお母さんはすごく多いように感じます。
でも・・・。
たとえば、クラスみんなが大声で話す子ばっかりだったら、
いくらなんでも、疲れちゃいますよねぇ~。
でも、大きな声で話す子が得意な子もいれば、
小さな声で話すことを得意とする子もいて、
そういういろいろな個性がぶつかりあうからこそ、
様々な学びの機会が発生すると考えれば、
小さい声で話すことは、な~んの問題でもなくなりますね。
それに、黙っていなければいけない場面は、
世の中には、山ほどありますから・・。
むしろ、その時には、その子は、すばらしい「能力」(=リソース)を
持っているともいえるわけです。
というわけで、お子さんのお子さんらしさをのばしていく方向で、
かかわってもらえたらいいなぁと思います
毎日子育て奮闘中の心理カウンセラー Lee です。
さてさて。
先ほどの記事の続きです。
私は、普段、お子様の「問題」と思われることへの相談にのる仕事をしているのですが、
「問題」として困っておられるお悩みについて、
その子の「特性」として、何か活かせる方法はないのかな?
という発想で、かかわるようにしています。
というのも、
その子に備わっている「特徴」を
「問題」と捉えれば「克服すべき課題」になりますが、
「特性」と捉えて、「活かす」方向に考えれば、
それは、「個性」として、使える「資源」になるからです。
「人前でしゃべれない」
とか、
「人といると極度に緊張する」
といった相談も受けることがありますが、
その場合も、
「しゃべれない」ことを問題と捉えるのではなく、
「しゃべらない能力」と捉えたら、どんな風にその子が生きるのかな?
と考えるようにしています。
息子とのやり取りの中で、
その子が小さい声でしか話せないのなら、
周りのみんなが、人の発表をじーっとよく聞く力をつけるチャンスでもあるわけだから、
みんながだまって聞けばいいよね、とアドバイスしたのも、
このような考えが背景にあったのですが・・。
小1なりに、そのことを理解して、
お友達をフォローする姿が見られたのは、母としてうれしい瞬間でもありました

子育て支援やスクールカウンセリングの仕事をしていると、
お子さんの「苦手」さに心配をするお母さんによく出会いますが、
それを「問題」としてとらえて、「克服すべき課題」とする方向だけではなく、
ちょっと視点を裏返して、「それも能力」と捉えると、
そこにどんなチャンスや活かし方があるのかを考える発想を持ってみると、
同じ状況でも、新しい発想が生まれてきますよ。
では、本日も、よい一日を!
感謝を込めて・・・。
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PS
「みんな違って みんないい」
このこと、理念的には、そうだと思われても、
実際の場面では、人と違うところを「問題」と捉えて
悩まれるお母さんはすごく多いように感じます。
でも・・・。
たとえば、クラスみんなが大声で話す子ばっかりだったら、
いくらなんでも、疲れちゃいますよねぇ~。
でも、大きな声で話す子が得意な子もいれば、
小さな声で話すことを得意とする子もいて、
そういういろいろな個性がぶつかりあうからこそ、
様々な学びの機会が発生すると考えれば、
小さい声で話すことは、な~んの問題でもなくなりますね。
それに、黙っていなければいけない場面は、
世の中には、山ほどありますから・・。
むしろ、その時には、その子は、すばらしい「能力」(=リソース)を
持っているともいえるわけです。
というわけで、お子さんのお子さんらしさをのばしていく方向で、
かかわってもらえたらいいなぁと思います
