2014年10月15日

子どもの意欲を引き出すコツ①

こんにちは。
自分らしさ開花カウンセラー Lee です。

昨日は、「学校に行きたくない~い~」とつぶやく長男との
やりとりを書いてみました。☞昨日の記事は、コチラ!

今日は、昨日のやりとりを振り返っての解説をしてみます。

私が昨日長男と行ったやりとりは、
解決志向ブリーフセラピーというモデルに則ったやりとりです。

もう一度、昨日のやりとりをおさらいしてみますねface02

~~~
「ヤマト:俺、学校行きたくないなぁ・・・。休みたいよ・・・」
「母:うん? どうしたの?」

☝まず、ここでは、「学校行きたくない気持ち」を否定も肯定もせず、
本人がどういう状態なのかを確認してみました。
・・・

「ヤマト:だってさ、学校いくといろいろ大変なんだもん。
     家のが楽じゃん」
「母:(そんな理由じゃぁ、休ませられませぬぞ・・・と思いつつ)
   そっかぁ~~。なるほどねぇ~。

☝で、気持ちを聴いたら、「ちょっと休みたい程度の行きたくない」
だったので、こりゃぁ、学校行けって思いました。
そんな理由では休ませられませぬぞ・・・。
でも、そこを押し付けると、押問答になるのは目に見えておりましたので、
本人が、未来に対してどういう思いをもっているのかを
思い出させてみることにしました。
・・・

「母:ところで、ヤマトは、将来、何になりたかったんだっけ?」
「ヤマト:宇宙飛行士」
「母:そうだよね。宇宙飛行士だよね。  
   ところで、今まで宇宙にいった宇宙飛行士って、
   みんな、学校行ったと思う? それとも休んでいかなかったと思う?」
「ヤマト:行ったと思う~」

☝このあたりから、話しの焦点は、学校行くー行かないではなく、
長男自身の将来の在り方と、それを体現している人たちは、
どういう子ども時代を送っていたであろうか、
ということに想像をふくらませることに、視点が移っています。
・・・

「母:どうしてそう思う?」
「ヤマト:わかんない・・・」
「母:それはね・・・。学校は、おうちでできない活動やお勉強をたっくさんできるからだよ。
   宇宙飛行士は、仲間と力をあわせて協力することが大切なお仕事。
   それは、おうちだけでは学べなくって、学校いくとたくさん学べるんだよ・・」
    この説明を聞き、ちょっと、学校に行く気になった長男は、
    しぶしぶお着替えを始めました。

☝ここでも、母は、学校行けとは言いませんでした。
その代わりに、学校に行くと、将来の息子にとって、
どういうメリットがあるかを説明しました。
そうすることにより、本人が自分の意志で
「学校に行く」ということを選択することができたのかと思われます。
でも、この段階では、まだ、しぶしぶモード・・・ではありましたが。

ちょっと長くなってきたので、今日はこの辺までにしますが、
ここまでのポイントをちょっと整理すると・・・。

私が長男とのやりとりの中で意図したのは、
長男自身が、未来にどうありたいか(「解決像」、「未来の姿」)を共有して、
そこに向かうには、今、どうしたらいいのかを、
長男の中から引き出そうとした

ということですicon01

この時のポイントは、
決して、こちらの考えを押し付けない、ということですかね。
ではなくて、子どもが子ども自身で決定できるように、見守ってあげる
って感じでしょうか。


それでは、本日もよい一日を!

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Posted by 子どものミカタプロジェクト代表*子育て真っ最中 at 08:08│Comments(0)◇解決志向ブリーフセラピー解決像◇活動日記子育て奮闘記◇悩み別トピック不登校
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