2017年05月25日
たった20分で、学校に行きたくない気持ちが、「行きたい!」にかわった実際のやりとりの様子
こんにちは。
子どものミカタプロジェクト代表
上間春江(うえまはるえ)です

>>子どものミカタプロジェクトって何!? と思われた方は、こちらをごらんください^^
・・・ということで、
前回の記事の続きです^^
↓↓前回の記事を読んでない方は、
こちらをぽちっと!
長男の話をききながら書いたメモの写真も添えています^^
写真クリックすると、大きくなりますので、
あわせてご覧ください^^
==
泣いて起きてきた長男くん。
「よしよし」としつつ、
「まぁ、母さんがお話を聴いてあげるから、
すわりなさい」
とリビングに連れていき、
メモをとりながら、
話を聴きました^^

STEP1 ”どうしたの?” で、今の状況を聞く
まず、泣いていたので、
「どうしたの?」ってシンプルに聞きました。
すると、
「昨日のことを思いだして、頭悩まされている・・」
と答えましたので、次の質問。
STEP2 昨日何があったの? で事実を聞く
「今」の悩みは、「昨日のこと」が原因
と本人が言っていたので、
昨日何があったのか、聞きました。
この時のポイントは、
ひたすら
”事実”に焦点をあてて、じっくり聞く、
です。
こちらが、どうしろとかこうしろというアドバイスはなしに、
ひたすら、長男が体験した出来事を
追体験するかのごとく、
事実
だけを聞きます^^
こっちが伝えるのは、
「へー」
「そうだったんだー」
「そーかそーかー」
と相づちのみ^^
簡単ですね♪
こうして、本人の言いたいようにじっくり聞いてあげると、
それだけで、
「きいてもらえたー」
「わかってもらえたー」
となって、満足してくれます^^
STEP3 いいことを探す
誰とどうして、どうなって・・・
長男は、こういわれて、こんな気持ちになって・・・
そんなことを丁寧に聞いていると・・・
面白いことに、
長男は「いやだったこと」を中心に語るのですが、
不思議と、その中でも、「いいこと」
って見つかるんです。
たとえば、この時の場合でいうと、
その日は、2ついやなことがあったそうですが、
2つめのトラブルの時には、
●6年生の運動委員のお兄さんがきて、
双方の言い分を聞いてくれた!
●らちがあかないので、先生のところに連れていこうとしたけど、
連れていかれる際にも、ぎゃーぎゃー言い争ったのを、
必死に止めてくれた
●先生が丁寧に双方の言い分をきいてくれた
●先生が解決してくれた!
ということが出てきました。

STEP4:いいことは、すかさず「オウム返し!」
こういういことが見つかったら、
すかさず
「オウム返し!」
●へー、6年生のお兄さんが、助けてくれたんだね!
●先生が、よく話をきいてくれたんだね!
●先生が、解決してくれたんだー!!
わたしは、赤字で目立つように、
メモをしながら、この「いいこと」にも注意が向くように、
オウム返ししました^^

STEP5:で、どうしたい? で本人の希望を聞く
さて、ここまできたら、ここからは、
”で、どうしたい?”
と本人の希望を聞きます。
すると、長男から出てきた言葉は、
「●2回目のトラブルのお友達とは、無関係になりたい!」
「●1回目のトラブルのお友達とは、まぁいい」
ということが出てきました。

STEP6:本人の希望が実現するように、できることを伝える^^
であるならば、
本人の希望は、
学校がいやとか、行きたくない、
ではなく、
”学校で、お友達と関係なく過ごしたい!”
なので、
それが実現するのに、
どんなことをできるか、
一緒に考えてあげるんです^^
わたしの場合は、
それをさらに祈ると、実現することが多いから、
一緒に祈ろう^^
って、いって、一緒に、祈りました。

STEP7:Before-After を確認^^
ここまできたところで、
話をする前の「いやな気持ち」と、
今の「いやな気持ち」がどうなっているか確認しました。
「10点満点でどれくらい?」
って聞いたところ、
話をする前は、「10点」だったいやな気持ちが、
今は、
あ、あれ? 5点・・?
うん!? 0点・・?
いや・・、0.5点・・?
と、だいぶ小さくなっているようでした。
「じゃ、今日どうする?」
ときいたら
「学校行く!」
と元気に答えました^^
STEP8 ダメ押しの一発は、「おかげで探し」
ここまできたら、STEP7で終えてもよかったのですが、
せっかくなので、
長男にとっては、いやだったかもしれない出来事も、
実は、自分の人生の糧となる大切な出来事になるんだよ^^
ということを伝え、
今回の出来事の「おかげで」と思えることって、
なんか、あるかな?
と尋ねてみました^^
すると・・長男からかえってきた言葉は、
「ママに話を聴いてもらったことで、
ぼくも人の相談にのれるかも」

「人のいたみがわかって、
やさしくなれるかも」

でした。

ここで、長男がどんな答えをだしても、
それはどうでもよいのですが、
大切なのは、
「あぁ、こんないい側面もあるんだな」
と、実感できること。
すると・・・
いやだった出来事も、
自分を成長させる「いい出来事」
に、意味づけが変わります^^
これで、すっかり元気を取り戻して、
この日は、学校に行きました^^
ママのミカタカフェ出てくださった方はわかると思いますが、
このSTEP まさに、お伝えしている 子育てを楽にする4つのミカタ まんまです^^
こんな対応をできるようになりたい! という方は、
↓↓ママのミカタカフェへどうぞご参加ください^^
★お知らせ★
こんな風に、子育てをしていてよく起こり得る
「問題」への対処の仕方を学べる
ママのミカタカフェ
次回は、6月23日(金)
@塩尻市市民交流センターえんぱーくにて
次回のワークのテーマは、
6月:「短所が長所に変わる見方!」で、
子どもの成長をぐんぐん引き出そう^^
>>詳細は、こちら!
です。
>>さっそく申し込みたい方は、こちら!
こんな風に、子育てをしていてよく起こり得る
「問題」への対処の仕方を学べる
ママのミカタカフェ
次回は、6月23日(金)
@塩尻市市民交流センターえんぱーくにて
次回のワークのテーマは、
6月:「短所が長所に変わる見方!」で、
子どもの成長をぐんぐん引き出そう^^
>>詳細は、こちら!
です。
>>さっそく申し込みたい方は、こちら!
◇◇◇---------------------------------------------
合言葉は、「見方」を学んで「味方」になろう!
●子どものミカタプロジェクトは、
臨床心理学のプロの”ミカタ”をわかちあうことにより、
子どもとの時間を自分らしく楽しむサポートをいたします!
【Mail】info.mikata.p@gmail.com
【ホームページ】https://happy-mirai-create.jimdo.com/
【FBページ】https://www.facebook.com/mikataproject/
【運営責任】教育コンサルティングオフィス 虹のかけはし
---------------------------------------------◇◇◇
【毎日、続々と、ご登録をいただいております!】

>>ご登録は、こちらから
↓↓ こういうの、役立つー! と思われたかた、こちらもクリック^^

※疑問点などございましたら、
>>こちらより、お気軽にご連絡くださいませ
※その場合、info.mikata.p@gmail.com(@を半角に変えてください)
からの受信設定をお願いいたします!