2014年10月11日
靴を下駄箱にしまいたくない~~!?
こんにちは。
自分らしさ開花カウンセラー Lee です。
今日も、先週見学させていただいた療育センターネタです。
前回の記事は、コチラ!
半日の療育プログラムを見させていただいて、
最後の最後で、気になって質問したこと。
それは、下駄箱に、一人ずつ箱があったことです。
下駄箱は、一人分ずつちゃんと仕切られていて、
一人ひとりの場所がちゃんとあてがわれていて、
自分の場所がわかるように、子どもに応じて、動物シールがはられていました。
にもかかわらず、靴を入れる場所に、さらに
プラスチックの箱がおいてあって、その箱の中にみんな靴を入れているんです。
????
なんでかな?? と思い、所長の作業療法士の先生に質問。
「Lee:どうして、下駄箱に、箱が入れてあるんですか?」
すると、答えは、
「木の下駄箱だから、靴の汚れ等がしみこんでしまうから」
というお答えでしたが・・・・それに引き続き・・・
「まぁ、一番は、この汚れ対策なんですけど。
ただ、お子さんの中には、靴をぬいだ場所から、下駄箱までの
ほんのちょっとの距離の移動ができずに、
自分が脱いだ場所から下駄箱に靴を入れることが難しいお子さんもいます。
そういう場合は、下駄箱からこの箱を出して、本人の隣に置き、
”ここに入れるんだよ~”って示すところから始めることもあります」
とのことでした。
なるほど~~~。
できないから、そのままやらせない、でもなく!
無理矢理やらせるのでもなく!
課題の難易度をちょっとだけ下げて、
本人ができるようなちょうどよい課題にしてあげて、
ちゃんと「できた!」=成功体験 を味わわせるしかけをしてあげる
素敵だなぁ~・・・
なんて思いながら、帰路につき、次男の保育園のお迎えに行くと・・・・。
その日は、はだし保育が終了し、うわはきを持ってきたばかりの日だったのですが、
次男、うわはきが気に入った様子で
「俺、この靴、持って帰る!!!! 保育園に置いていかない~」
きゃ~・・・
母、やれやれ・・と思いつつ・・・(;^ω^)
先ほど見てきたばかりの療育センターでのことが思い起こされます。
そこで
「母:じゃぁ、素敵な箱にでも入れて、とっておこうか?」と提案すると・・・
保育士の先生、さっそく機転をきかせて
「先生:じょーじくんの好きな、とっきゅー一号の赤の箱持ってこようかしら??」
息子、目をキラキラ輝かせて
「そーする~~~!!!」
ご機嫌で、赤い箱にしまって、帰ったのでした。
本当に・・・。
子育て・・・ 教育って・・・。
こちらの関わりに子どもを従わせることでもなく、
子どもの要求にこちらが従うでもなく、
「どうしたら、できるかな?」という視点で、
子どもの発達や理解の様子に合わせて、
大人の関わりや環境をちょっとだけ配慮する。
この両者の歩み寄りが大切だと思います。
子ども一人ひとり、なにがはまるか、やってみないとわからないですし、
ましてや、正解なんてないですから・・・。
こちらの機転や柔軟な発想が必要なんですが・・・。
一つの専門性にこだわらず、
いろいろな人の関わりから学ばせてもらいながら、
日々、楽しくやっていきたいなぁ~と思います。
・・・・・
【おしらせ】
11月9日のどんぐり森さんぽ♪では、
「お勉強が苦手」「宿題を嫌がる」な~んて子への
ほんのちょっと優しい視点を持てる疑似体験ワークショップがありますよ。
講師は、特別支援学校での実践事例豊富な大ベテラン。
松本養護学校 特別支援コーディネーターの宮内かつら先生です♪
日頃、お子さんの宿題を見るのがちょっと大変~というお母さん、
ぜひぜひ、お越しくださいね♪
詳細は、こちら!
それでは、本日も、よい一日を!
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自分らしさ開花カウンセラー Lee です。
今日も、先週見学させていただいた療育センターネタです。
前回の記事は、コチラ!
半日の療育プログラムを見させていただいて、
最後の最後で、気になって質問したこと。
それは、下駄箱に、一人ずつ箱があったことです。
下駄箱は、一人分ずつちゃんと仕切られていて、
一人ひとりの場所がちゃんとあてがわれていて、
自分の場所がわかるように、子どもに応じて、動物シールがはられていました。
にもかかわらず、靴を入れる場所に、さらに
プラスチックの箱がおいてあって、その箱の中にみんな靴を入れているんです。
????
なんでかな?? と思い、所長の作業療法士の先生に質問。
「Lee:どうして、下駄箱に、箱が入れてあるんですか?」
すると、答えは、
「木の下駄箱だから、靴の汚れ等がしみこんでしまうから」
というお答えでしたが・・・・それに引き続き・・・
「まぁ、一番は、この汚れ対策なんですけど。
ただ、お子さんの中には、靴をぬいだ場所から、下駄箱までの
ほんのちょっとの距離の移動ができずに、
自分が脱いだ場所から下駄箱に靴を入れることが難しいお子さんもいます。
そういう場合は、下駄箱からこの箱を出して、本人の隣に置き、
”ここに入れるんだよ~”って示すところから始めることもあります」
とのことでした。
なるほど~~~。
できないから、そのままやらせない、でもなく!
無理矢理やらせるのでもなく!
課題の難易度をちょっとだけ下げて、
本人ができるようなちょうどよい課題にしてあげて、
ちゃんと「できた!」=成功体験 を味わわせるしかけをしてあげる
素敵だなぁ~・・・
なんて思いながら、帰路につき、次男の保育園のお迎えに行くと・・・・。
その日は、はだし保育が終了し、うわはきを持ってきたばかりの日だったのですが、
次男、うわはきが気に入った様子で
「俺、この靴、持って帰る!!!! 保育園に置いていかない~」
きゃ~・・・
母、やれやれ・・と思いつつ・・・(;^ω^)
先ほど見てきたばかりの療育センターでのことが思い起こされます。
そこで
「母:じゃぁ、素敵な箱にでも入れて、とっておこうか?」と提案すると・・・
保育士の先生、さっそく機転をきかせて
「先生:じょーじくんの好きな、とっきゅー一号の赤の箱持ってこようかしら??」
息子、目をキラキラ輝かせて
「そーする~~~!!!」
ご機嫌で、赤い箱にしまって、帰ったのでした。
本当に・・・。
子育て・・・ 教育って・・・。
こちらの関わりに子どもを従わせることでもなく、
子どもの要求にこちらが従うでもなく、
「どうしたら、できるかな?」という視点で、
子どもの発達や理解の様子に合わせて、
大人の関わりや環境をちょっとだけ配慮する。
この両者の歩み寄りが大切だと思います。
子ども一人ひとり、なにがはまるか、やってみないとわからないですし、
ましてや、正解なんてないですから・・・。
こちらの機転や柔軟な発想が必要なんですが・・・。
一つの専門性にこだわらず、
いろいろな人の関わりから学ばせてもらいながら、
日々、楽しくやっていきたいなぁ~と思います。
・・・・・
【おしらせ】
11月9日のどんぐり森さんぽ♪では、
「お勉強が苦手」「宿題を嫌がる」な~んて子への
ほんのちょっと優しい視点を持てる疑似体験ワークショップがありますよ。
講師は、特別支援学校での実践事例豊富な大ベテラン。
松本養護学校 特別支援コーディネーターの宮内かつら先生です♪
日頃、お子さんの宿題を見るのがちょっと大変~というお母さん、
ぜひぜひ、お越しくださいね♪
詳細は、こちら!
それでは、本日も、よい一日を!
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